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千里竹の会の友人が、右の写真のような竹串を前後することでねずみ年のネズミをくるくる回転させる おもちゃをつっくているのを見たとき、非常にシンプルな回転システムに感動しました。ことしはこの回転システムを使う万華鏡を作ろうとその時に決めてしまいました。そして思いついたのがバイオリンです。一応完成したとき、色々な人に見て貰ったのですが、どうしても「音がほしい」と言う人が大半でした。分かってはいたのですがそのシステムに思いが至らなかったので音はあきらめようと思っていた矢先のことでした。 弓を引くと同時に音がしはじめ、引くのをやめると音が止むと言うシステムが実現出来ないでいましたが、ある時に、ふと、「バイオリンを弾くときにはバイオリンの先端が下がり、ｊ弾きわると先が上がる」ことに気が付きました。 これをシステムに取り入れています。スイッチを入れた状態で先端を下げればメロディのスイッチが入り、先端を上げればスイッチが切れるようにしました。 一人であれこれ考えないで、色々な人から知恵を貰うことも大事だなとつくづく思い知らされました。 ただ、メロディにメロディＩＣを使っていますが、バイオリンにふさわしい曲を見つけることが出来なかったのが残念です。 |
| ミラーシステムは２ミラーとし、バイオリンらしく華やかさを少しおさえて落ち着いたものにしました。 | ||
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