２００５　 第５回日本万華鏡大賞公募展 今田 冨江賞	万華鏡ＴＯＰへ 第２回　＜花暦＞へアイデア賞 第３回 ＜夕鶴＞へグランプリ 第４回 ＜かぐや姫＞へ関西支部賞 第６回＜ホワイトクリスマス＞ 美瑛万華鏡館賞 第７回　＜サンタクロースがやってきた＞佳作 第８回　＜ひまわり＞へディスカバリーパーク焼津賞 第９回　＜バイオリン＞へグランプリ
火の鳥

溢れ出る光のシャワーと七色の輝きを内と外から表現したく、それを１００％受け止めてくれるモデルは『火の鳥』でした。火山の中からはマグマのエネルギーが、ミラーの奥からは幾　多もの七色の輝きが次々と生まれてきます。 　この作品も同僚の小林さんとの共同作品です
手塚治虫氏原作の『火の鳥』は、人間の生と死をテーマに描かれ、なぞの生命体・火の鳥の　生き血を飲むと不老不死の体になると信じられ、その生き血を巡って人間達が醜い争いを繰り　返します。悲しいことが続く世の中、いつも平和であって欲しい・・・。
光のシャワーを浴びて、不老不死ならずともほんのひととき、至福の時を過ごしていただければ・・・と思い製作に励みました。２００５年は「酉年」。さらに『火の鳥』は平和の光を　降り注ぎ、はばたいてくれることでしょう。